■「心のノート」研究
*柿沼昌芳・永野恒雄(編著)『「心のノート」研究』(シリーズ「教育改革」を超えて第1巻)批評社・2003年
『心のノート』そのものやその作成・導入の背景についてかなり突っこんで検証されており、力のこもった内容になっています。それぞれ勉強になりますが、一番共感できるのは小学校教員の尾崎光弘氏による「『きれいごと』がほんとうらしく見えるとき――『心のノート』の外し方」(第3章)でしょうか。国家的なウソにきれいごとで立ち向かうのではなく、目の前の子どものリアルな姿を見つめながら「冷笑をもって適当に」対処していくことが、結果的には『心のノート』の影響を無化することにつながるのではないかと感じます。
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