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2004.02.21

■教職員「心の健康診断」

2月16日付毎日教育メールに「全教職員を対象に『心の健康診断』実施へ 島根」という記事が出ていました。

教員の不祥事防止策の一環ということですが、ほんとに的外れですね。そもそも業者が作成するメンタルチェックテストで何がどこまでわかるかという問題もありますし、任意ではなく全教職員対象というのも個人を尊重していませんし、だいたい開かれた対話・相談を進めようというのではなくテストで判断しようというのは教育者の発想ではないのではないでしょうか。まあ、それこそがまさに「教育者」らしい発想だとも言えるのですが。

そんなテストをやって何がしたいのかもよくわかりません。県教委のほうでは、個人が特定されない形で報告されたデータを分析して「不祥事の再発防止に役立てる方針」だそうですが、メンタルチェックテストではストレスの背景・原因まではわからないでしょう。けっきょく、すべての問題を「個人」に押しつけて事足れりとし、教員管理を強化してますますストレス状況を強くするだけではないですか。以前にもどこかの教育委員会が、わいせつ事件の防止のために全教職員に誓約書を出させようとしたという話がありましたが、個人の心構えだけで何とかなるという発想はそろそろやめてほしいものです。

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