■ユニセフ世界子供白書2004
『月刊子ども論』2004年3月号(クレヨンハウス)の巻頭特集は、「『ユニセフ世界子ども白書2004』が指摘 ジェンダー・センシティブ教育とは!?」。平野が白書の翻訳を担当している関係もあり、『子ども論』でも毎年白書特集を組んでいます。今年の白書のテーマは「女子教育」。日本語訳は(財)日本ユニセフ協会から3月刊行予定です。
『子ども論』では、特集全体の構成を担当するとともに、平野も「子どものエンパワーメントから遠ざかる日本の教育」という原稿を書いて日本の状況に触れておきました。就学率が男女平等でも、男女の子どものエンパワーメントにつながらなければジェンダー・センシティブな学校とは言えないという趣旨です。
ちなみに「ジェンダー・センシティブ」と「ジェンダーフリー」についてもいろいろ考えておきたいことがありますが、それはまたいずれ。とりあえず、gender free とそのまま英語にしても意図は伝わらないということだけ覚えておいてください。
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