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2004.03.15

■児童虐待防止法改正へ

児童買春・児童ポルノ法改正案は、「ユニセフ公開セミナー」にも追記しておいたとおり、3月12日付で衆議院に再提出されました。提出議員は八代英太議員ほか2名ということで、自公共同提案のようです(衆議院ウェブサイト審議経過情報参照)。付託委員会はいまのところ出ていませんが、青少年問題特別委員会ではなく法務委員会でちゃんと審議してもらいたいものです。

で、その確認をしたときに気づいたのですが、児童虐待防止法改正案も3月12日付で衆議院に提出され、即日可決のうえ参議院に送られています(衆議院ウェブサイト審議経過情報参照)。いろいろ前向きな改正が導入されていますが、とりあえず目をひくのは「虐待」の定義が拡大されたことでしょうか。次の3つが新たに虐待に含まれることになりました。

(1)「保護者以外の同居人による身体的虐待、性的虐待または精神的虐待」を保護者が放置すること
(2)児童に対する著しい暴言または著しく拒絶的な対応
(3)児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力(配偶者=婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む=の身体に対する不法な攻撃であって生命または身体に危害を及ぼすもの、およびこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動)

とくに(3)ですが、ドメスティック・バイオレンスはたとえ子どもに直接向けられた暴力ではなくとも子どもに有害な影響を与え、したがって子どもに対する間接的暴力に等しいことはかねてから指摘されていたので、画期的だと思います。児童虐待防止法改正について詳しくは児童虐待防止法の改正を考えるネットワークなど参照。

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