■CRC総括所見:日本語訳微修正
数日前に確認しましたが、国連・子どもの権利委員会の総括所見が国連の正式文書(英文)になっていました。基本的には技術的修正で、勧告内容に大きな影響を及ぼす変更点はありません。
この機会にあらためて日本語訳を再検討し、微調整を施しました。これも基本的に技術的修正です。どこが修正されたのかどうしても細かく知りたいというかたは、日本語訳の変更履歴を保存したワードファイルがありますので平野までメールをください。
ただし総括所見のパラ50(c)だけは、「東京都に対し、定時制高校の閉鎖を再検討し、かつ代替的形態の教育を拡大するよう奨励すること」だったのを「東京都に対して夜間定時制高校の閉鎖を再検討するよう奨励し、かつ代替的形態の教育を拡大すること」と改めてあります。これは正式文書化とは関係ない修正で、原文(encourage Tokyo authorities to reconsider the closing of night schools, and expand alternative forms of education)をあらためて検討した結果、andの前にコンマがついていることもあり、代替的形態の教育の拡大は中央政府に(も)向けられた勧告と解するべきだろうと考えたものです。
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