■イラク:湾岸戦争の子どもたち
*森住卓(写真・文)『イラク・湾岸戦争の子どもたち:劣化ウラン弾は何をもたらしたか』高文研・2002年
本書に収められた数々の写真を見れば、犠牲者報道のイデオロギー性を云々する前にやはり可能なかぎりで現実を伝えなければ・知らなければならないと実感させられます。平野も湾岸戦争後に一度だけイラクに支援物資を届けに行ったことがあり、本書にも出てくるアメリヤ・シェルターも訪れましたが、実態はますますひどくなっているようです。
著者が江川紹子氏とともに出版した『イラクからの報告:戦時下の生活と恐怖』(小学館文庫・2003年)とあわせてどうぞ。劣化ウラン弾についても、漫画版を含めていろいろと本が出ています。
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