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2004.04.23

■国際人権・刑事法概論

*尾崎久仁子(著)『国際人権・刑事法概論』信山社・2004年

かつて外務省人権人道課長も務め、現在は東北大学大学院法学研究科教授の著者による教科書的著作。子どもの売買、子ども買春および子どもポルノグラフィーに関する子どもの権利条約の選択議定書や国際刑事裁判所設置規程(国際刑事裁判所問題日本ネットワークのウェブサイト参照)に表れているように、最近では国際人権法と国際刑事法が接近傾向にあり、それをひとつの本で取り上げた点は目のつけどころがよいと思います。

とくに国際刑事法については、入手が容易な入門書としては森下忠(著)『新しい国際刑法』(信山社・2002年)ぐらいしかなく、なかなか勉強になりました。国際人権法と国際刑事法の両方に興味がある人にとっては有益だと思います。他に山岸秀(著)『国際犯罪と国際刑法』(早稲田出版・2003年)というのも出ているのですが、本屋でパラパラ見たところ買う気がわかなかったので持っていません。

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