■チャイルドラインの国際動向
チャイルドラインは日本でも急速に広がっていますが、25日のランチタイムには「チャイルド・ヘルプライン・インターナショナル」の代表が国連・子どもの権利委員会と会見し、国際的動向について説明するとともに、各国に子ども向けヘルプラインの設置を奨励するよう提言しました。
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チャイルドラインは日本でも急速に広がっていますが、25日のランチタイムには「チャイルド・ヘルプライン・インターナショナル」の代表が国連・子どもの権利委員会と会見し、国際的動向について説明するとともに、各国に子ども向けヘルプラインの設置を奨励するよう提言しました。
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5月27日付CRINMAIL578号より。過去の記事(Archives)および購読登録はこちらから。
*コンゴ民主共和国:国連平和維持要員がキャンプの女子に性的虐待〔ニュース〕 ソース:
*児童労働:最悪の形態の児童労働条約に150番目の締約国〔ニュース〕 キルギスの批准により最悪の形態の児童労働に関するILO182号条約の加盟国は150に。ILO加盟国全177か国による批准も間近か。……ソース:ILO プレスリリース全文
*人権:アムネスティ・インターナショナル報告書2004〔報告書〕 詳細はアムネスティ・インターナショナルおよびアムネスティ日本まで。
*子どもの人身取引:子どもは商品? 子どもの人身取引と対応〔報告書〕 NGO「テールデゾム」(Terre des Hommes)による報告書(Kids as Commodities? Child Trafficking and What to do about it, PDF)が、年間100万人以上、毎月10万人以上の子どもが人身取引の対象とされていると報告。多くの場合、もっとも素朴な対応は当事者の子どもにいちばん適したものではないとも指摘している。……詳細はSrop Child Traffickingのウェブサイトを参照。 プレスリリース
*武力紛争:ウガンダ・シエラレオネの子ども兵士〔報告書〕 ISS project Interact - Children in Armed Conflictがウガンダ・シエラレオネの子ども兵士に関する2冊のモノグラフを刊行。
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メインサイト「国連・子どもの権利委員会の第2回総括所見(勧告)の特徴」 では8つの特徴を挙げていますが、もうひとつ付け加えておいたほうがいいことに思い当たり、更新しておきました。すなわち、子どもの意見の尊重・参加(パラ27・28)に対する権利だけではなく「いくつかの分野で子どもの自己決定的権利が強調されていること」です。
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26日はミャンマー(ビルマ)の第2回報告書審査でした。強制労働や子ども兵士などさまざまな問題が取り上げられましたが、政府代表団の答弁はあいかわらずのらりくらりとして要領を得ないまま。まあ、ポイント・オブ・オーダー(議事進行上の要求、最優先で対応される)が飛び交った第1回審査に比べると穏やかな雰囲気ではありました。
それはともかく、報告書(CRC/C/70/Add.21)における第12条(子どもの意見の尊重)関連の記述(パラ55−61)がおもしろかったので紹介しておきます。
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5月25日付CRINMAIL577号より。過去の記事(Archives)および購読登録はこちらから。
*少年司法:虐待に直面するアジアの少年受刑者〔報告書〕 ユニセフの報告書"Justice for children: Detention as a last resort"が東アジア・太平洋地域の少年受刑者の状況について警鐘を鳴らし、拘禁に代わる措置の採用を呼びかけ。……プレスリリース全文
*参加:国連子ども特別総会で得られた教訓〔刊行物〕 国際セーブ・ザ・チルドレン連盟子ども参加ワーキンググループが、国連子ども特別総会における子ども参加支援から学んだ12の教訓をまとめた。18歳未満の子ども代表の選出方法、子どもの保護、翻訳・通訳、「チャイルドフレンドリー」文書の作成、メディア対応、評価、フォローアップなど。報告書はこちらからPDFで入手可能。
*児童労働:働く子ども・青少年世界運動第2回会議最終宣言〔ニュース〕 宣言で、働く子どもたちは貧困・搾取・差別を非難すると同時に、尊厳の保障された労働形態については、自分たちを「社会的主体」として確立し、「公正で連帯にあふれた政治的・経済的・社会的関係を示す」ことを可能にし、コミュニティや社会の生活向上につながるものだとして擁護。また、児童労働廃絶を目指すILO(国際労働機関)は「働く子どもたちの現実と搾取的労働に代わる現実的選択肢を理解していない」、児童労働に反対するグローバルマーチは「働く子どもとしての私たちの尊厳を傷つけ、私たちの権利を脅かしている」として、両者を批判した。あわせて新自由主義や多国籍企業も非難。……宣言はProNatsから入手可能とのこと。CRINMAIL575号で紹介された「児童労働に関する子ども世界会議」の宣言と比べてみるのもよし。
*先住民族の子ども:先住民族の子どもに対する暴力を防ぐ〔会議〕 詳細(PDF)はChildren As Partners(International Institute for Child Rights and Development)へ。
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CRINMAIL575号でも取り上げられているように、アムネスティ・インターナショナルは5月17日、リベリアの子ども兵士の状況について報告書を発表するとともに、国連・子どもの権利委員会による報告書審査でこの問題に焦点が当てられることへの期待を表明していました。
その報告審査ですが、先ほど(25日午後6時)終了したばかりです。リベリア暫定政府からは、ジェンダー・開発省、司法省、保健・社会福祉省から3人の大臣が参加する異例なほど高級レベルの代表団が出席。子どもの権利に対するコミットメントを示すとともに、国際社会にいっそうの援助を求めました。
委員会も、通常のように報告ガイドラインで定められたクラスター順に審査を進めるのではなく、「武装解除・動員解除・リハビリテーション・再統合」(DDRR)プロセスおよび関連した問題から取り上げるという異例の手順で対応(追記:総括所見=PDF=も同じ)。午前中の議論(3時間)はほとんどこの問題に費やされました。
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CRINMAIL569号を紹介したときにもちらっと触れましたが、4月27日付ザ・ジャパンタイムズに〈ロリコン〉マンガに関する記事が載っています。国際ECPATによる最新版年次報告書の発行にあわせた記事のようなので、まず同報告書のうち日本について触れた章(Amalee McCoy, 'Blaming Children for Their Own Exploitation: the Situation in East Asia', PDF)を読んでみました。
日本だけではなくタイや韓国などの東アジア諸国でも〈援助交際〉現象が広がりつつあり、その過程でむしろ被害者であるはずの子どもが非難されていることに懸念を示した、全体としては悪くない内容です。タイではストリッパーに制服を着せたり、成人セックスワーカーが学生のふりをして客を誘ったりする例が見られるなど、ティーンエイジャーが性的対象とされること、そしてその重要なツールが〈制服〉であることが日本だけの現象ではないことも明らかにされています。
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5月20日付CRINMAIL576号より。過去の記事(Archives)および購読登録はこちらから。
*パレスチナ被占領地域:ラファの子どもの保護を呼びかけ〔ニュース〕 ソース:ユニセフ 記事全文
*英国:ロンドン社会福祉サービスと子どもの人身取引〔報告書〕 ECPAT英国の調査(PDF)によれば、ロンドンのソーシャルワーカーの多くは人身取引について情報・訓練・資源を提供されていないことが判明。……
*参加:働く子どものための行動における子ども参加〔報告書〕 ソース:OneWorld 筆者:Maggie Black 記事全文
*アルバニア:アルバニアにおける子どもの人身取引に関する新たな報告書〔報告書〕 アルバニア子どもの人権センター(CRCA)による報告書が完成。……
*Ethical Trading Initiative:児童労働プロジェクト・コーディネーター(タミールナドゥ、インド)〔求人〕
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5月18日付CRINMAIL575号より。過去の記事(Archives)および購読登録はこちらから。
*子どもの権利委員会:子どもの権利委員会第36会期始まる〔ニュース〕 ソース:国連人権高等弁務官事務所 プレスリリース全文 その他関連文書
*リベリア:2万1千人の子ども兵士に平和の約束を〔報告書〕 ソース:アムネスティ・インターナショナル リリース全文
*児童労働:児童労働に関する子ども世界会議――児童労働根絶の鍵は教育〔ニュース〕 ソース:ICFTU 詳細はこちら。
*オーストラリア:収容センターにおける子どもの人権侵害〔報告書〕 オーストラリア人権機会均等委員会が「入管収容施設における子ども」についての調査報告書を発表。全件収容主義が子どもの権利条約違反であることを認定するとともに、収容にあたって子どもの最善の利益が考慮されていないこと、子どもが尊重の念をもって人間らしく扱われていないこと、充分な保健ケア・教育が提供されていないこと、親とともに子どもを放免するよう精神保健専門家が繰り返し勧告しているにも関わらず対応しないのは「残酷な、非人道的なおよび品位を傷つける取扱い」に当たることなどを指摘。4週間以内にすべての子どもを釈放すること、子どもの拘禁に関する法改正を行なうこと(司法審査の導入を含む)などを勧告した。……
*カンボジア:カンボジアにおける子ども買春とセックス・ツーリズムに関する情報共有〔eメールグループ〕 詳細はこちら。
*性的搾取:パキスタンに関する年次統計報告書〔報告書〕 パキスタンのNGO「サヒール」が関連の新聞記事等をもとにまとめた報告書。……
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イベントのお知らせが続きます。下で紹介した子ども兵士に関する講演会と同じ日ですが、時間帯は別ですのでよかったらはしごしてください(笑)。
こちらは、子どもシェルター「カリヨン子どもの家」の開設記念シンポジウムです。もっぱら非行少年(または非行予備軍)として扱われることの多い思春期の子どものために、緊急に避難できる場所が誕生することの意義は小さくありません。こうした動きが、メインサイトの「児童買春・児童ポルノ法の改正に向けた『要望書』への疑問と提案」や「意見書:東京都青少年健全育成条例の一部改正について」などでも述べたように、繁華街でのドロップイン・センターなどにつながっていけばよいと思っています。
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「武力紛争への子どもの関与に関する子どもの権利条約の選択議定書」の批准が承認されたというニュースのついでに、子ども兵士に関する講演会のお知らせを。世界に約30万人いるとされる子ども兵士の4割が集中するアフリカの状況について、ウガンダやルワンダで取材を行なってきたばかりの下村靖樹さん(ジャーナリスト)が報告するそうですので、ご関心のあるかたはお運びください。
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ところで子どもの権利条約の2つの選択議定書は、衆院本会議で3月26日と30日に、参院本会議でいずれも4月21日にそれぞれ批准が承認されました。いずれも全会一致です。すでに批准書を国連事務総長に寄託したのかどうかは確認していませんが、両議定書の締約国数は5月17日の時点で72か国でしたので、子どもの権利条約本体の批准が158番目だったのに比べるとあまり出遅れずにすみましたね。
*衆院ウェブサイト議案審査経過概要:児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書の締結について承認を求めるの件(条約第13号)
*衆院ウェブサイト議案審査経過概要:武力紛争における児童の関与に関する児童の権利に関する条約の選択議定書の締結について承認を求めるの件(条約第14号)
これで、2年後の2006年5〜6月には両選択議定書の実施状況に関する第1回報告書を提出しなければならないことになります。子どもの権利条約本体の第3回報告書の提出期限も2006年5月ですので、それぞれ調整を図ることができてちょうどよかったと言うべきでしょうか。
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直前のお知らせになってしまい恐縮ですが、子どもの権利条約総合研究所(代表/喜多明人・早稲田大学教授)が「子どもの権利基盤アプローチの現在とこれから〜国連子どもの権利委員会の勧告の実施に向けて」と題したシンポジウムを開催します。平野は出られませんが、「権利基盤型アプローチ」関連の資料はいくつか研究所関係者に提供してありますし(そのうちウェブにも載せます)、今後の議論の深化に向けてご参加ください。
5月22日(土)午後1時半〜4時半
東洋大学白山校舎2号館16階スカイホール
(正門入って突き当たり16階建の建物)
参加費無料
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文部科学省が、人権教育の指導方法等に関する調査研究会議「人権教育の指導方法等の在り方について〔第一次とりまとめ〕(案)」についての意見を募集しています。5月21日(金)が締切ということでもうあまり時間がないのですが、下記の意見募集要領およびとりまとめ案をご覧のうえ、何かご意見があれば文部科学省にお送りください。平野もなんとか時間を見つけてメールしておこうと思います。
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国連・子どもの権利委員会(CRC)第36会期が始まりました。会期と会期の間隔は今回(1月会期から5〜6月会期)が3か月半と一番長いのですが、いずれにしても早いものです。
今回の審査国は、エルサルバドル(第2回)、パナマ(同)、ルワンダ(同)、サントメプリンシペ、リベリア、ミャンマー(第2回)、ドミニカ、北朝鮮(第2回)、フランス(同)の9か国。厳しい人権状況を抱えた国が多く、しかも平日の2日間が公の休日でつぶれるとあって、委員会もかなり大変そうです。なお、これまでに委員会が受領した報告書は第1回〜第3回をあわせて278本、これまでに審査したのは223本になるとのこと。関連の資料はOHCHR(国連人権高等弁務官事務所)・子どもの権利委員会コーナーから入手できます。
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5月13日付CRINMAIL574号より。過去の記事(Archives)および購読登録はこちらから。
*イラク:ユニセフ、拘禁された子どもが虐待されているという訴えを「深刻に憂慮」〔ニュース〕 ソース:ユニセフ 記事全文
*国連人権委員会:第60会期における子どもの権利〔報告書〕 国連人権委員会は、アフリカにおける子どもの誘拐に関する決議(E/CN.4/2004/L.50)、子どもの権利に関する決議(E/CN.4/2004/L.51、PDFファイル)、女性への暴力の根絶に関する決議、女性・女子の健康に影響を及ぼす有害な伝統的慣行に関する決議を採択。子どもの権利に関する決議は無投票採択とはならず、賛成52・反対1(棄権なし)で採択された。投票が行なわれたのは、アメリカが、子どもの権利条約を重視するパラグラフ、国際刑事裁判所が設置されたことの貢献を認識するパラグラフ、罪を犯した少年の死刑を廃止するよう各国に促したパラグラフについて反対したため。…… 国連人権委員会報告書抜粋 NGOによるオルタナティブ決議(PDFファイル)
*国連人権委員会:子どもの人権コーカス〔報告書〕 報告書全文 その他の情報
*居住:充分な居住に対する子どもの権利〔情報募集〕 HAQ: Centre for Child Rightsが子どもの居住権の侵害に関する情報を募集中。充分な居住の権利に関する国連特別報告者のページも参照。
*子どもとメディア:メディア・リテラシーとメディア規制に関する視点 International Clearinghouse on Children, Youth and Mediaが2003年版の年報を刊行。……CRINMAIL565号でも紹介されていましたが。
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民主党が市民がつくる政策調査会とともにマニフェスト見直しのための課題別意見交換会を進めているので、子どもの権利条例東京市民フォーラムの運営委員のひとりとして、昨日(14日)意見を述べてきました。ちょうど新代表選出でゴタゴタしていたときですので議員の参加はあまりありませんでしたが、とりあえずメモを出してきましたので活かしてもらえればと思います。以下、メモの本文。
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国連・子どもの権利委員会の第2回総括所見について、さらにいくつか原稿を書きましたのでお知らせしておきます。
*「国連・子どもの権利委員会の勧告が意味するもの:学校・教育制度のあり方の根本的見直しを」教育と文化35号(2004年5月)
教育関連の勧告をどのように理解すべきかについてもっとも詳しく展開した原稿ですので、ぜひご一読を。次の原稿はこれを圧縮したものです。
*「学校・教育制度のあり方の包括的見直しを促した国連・子どもの権利委員会の勧告」
子どもと教科書全国ネット21NEWS35号(2004年4月)
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ご承知のとおり、3月24日付で青少年健全育成基本法案(議員立法)が参議院に提出されました(参議院ウェブサイト議案審議情報参照)。正式な法案はなぜか衆議院のウェブサイトにのみ掲載されています。なお、メインサイトで骨子を紹介している「青少年を取り巻く有害社会環境の適正化のための事業者等による自主規制に関する法律案」は、今国会には提出されていない模様。
これに対し、日本弁護士連合会(日弁連)は5月8日付で「『青少年健全育成基本法案』に対する意見書~子どもの成長発達権保障の観点で修正を求める~」を発表しました。法案は「あたかも子どもの成長発達権よりも、国家社会の発展を優先するかのような内容となっている」と正しく指摘し、基本的な部分での修正を求めるとともに、昨年12月に策定された「青少年育成施策大綱」(PDFファイル)についても新たな理念にもとづく作り直しを要求しています。
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アムネスティ・インターナショナルが「国連人権委員会:性的権利は人権である」と題するニュースリリースを発表しました。
国連人権委員会が、このほど採択した「女性に対する暴力の根絶」(2004/46)に関する決議のなかで、「女性は暴力から身を守るためにエンパワーされるべき」であること、そして「女性は、威迫、差別および暴力を受けることなく、そのセクシュアリティに関わる事柄(セクシュアルヘルスおよびリプロダクティブヘルスを含む)について自由にかつ責任をもって管理および決定する権利を有すること」を再確認したこと(パラグラフ8)を評価するものです。他方、人権と性的指向に関する決議はふたたび先送りとなってしまいました。
詳しくは上記ニュースリリースを参照してください。ただし、アムネスティ日本による当該パラグラフの日本語訳には誤りがあるため、上記の日本語訳は平野によるものです(でもニュースリリースがすぐに日本語訳されるのはたいへんよいと思います)。決議原文も、いちおうまだ草案扱いとなっていますが、PDFファイルで提供されています(PDFファイルの3頁以下)。
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5月11日付CRINMAIL573号より。過去の記事(Archives)および購読登録はこちらから。
*貧困:4大陸の子どもたちが子どもの貧困を根絶するための行動を呼びかけ〔ニュース〕 ソース:Global Movement for Children 記事全文
*カナダ:子どもにふさわしいカナダ〔報告書〕 国連子ども特別総会成果文書「子どもにふさわしい世界」にもとづく国別行動計画をカナダが策定。……それにしても日本はどうするのやら。 プレスリリース全文
*人身取引:女性・子どもの人身取引に関するフィリピンの視点〔報告書〕 記事全文
*ケニア:東部・中部アフリカにおける少年司法〔ニュース〕
*子どもの権利:子どもの権利に関する国際学際的講座第7回〔講座〕 詳細はこちら。
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平野がかつて副代表を務めていた国際子ども権利センターが「『子ども参加』にとりくむときに注意しなければならないこと~国際子ども権利センターの経験から~」(PDFファイル)という文書をまとめ、ウェブに掲載しました。
かつて同センターが進めていた子ども参加型プログラムの教訓をまとめたものです。平野はそのプログラムには直接関与していなかったのですが、行きがかり上、文書の起草にかなり深く関わりました。多くの人のさまざまな思いがこもった文書で、平野も身を削ったと言っても言い過ぎではないほどの力を注いだ内容です。まあ読んでみてください。
子ども参加についてはまたあらためて書きます。そのうち、「平野裕二の原稿・見解等:子ども参加について」に掲げたいくつかの原稿も掲載するつもりです。
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「子ほめ条例は考え直せば?」という記事について、ogiharaさんから「自然・あるがままという考えも簡単ではありませんね」というコメントをいただきました。
確かにそのとおりで、平野も基本的には「ありのまま」という表現は用いません。前に「最近読んだ本」で『心のノート』についてコメントしたときにも述べましたが、これはあまりにもフィクショナルな概念だからです。「本当の自分」という表現についても同様です。
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5月6日付CRINMAIL572号より。過去の記事(Archives)および購読登録はこちらから。
*スーダン:ダルフールの女性に緊急援助〔ニュース〕 ソース:国連財団
*コソボ:人身取引された女性・女子の人権保障を〔報告書〕 ソース:アムネスティ・インターナショナル プレスリリース全文 報告書
*南・中央アジア:子どもの体罰・心理的罰の禁止を〔ニュース〕 セーブ・ザ・チルドレン南・中央アジアがワークショップを開催……。
*聾の子ども:発展途上国の聾の子どもたちに就労機会を〔助成申請募集〕 詳細は国際聾の子ども協会(IDCS)の小額助成プログラムのページ参照。
*青年:暴力からの学習〔報告書〕 欧州評議会が「暴力からの学習:日常的暴力に対する青少年政策の対応シンポジウム」の報告書を刊行。
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5月4日深夜に放送されたTBS「名門!アサ秘ジャーナル」にマンガ好きで知られる政治家・麻生太郎氏が出演し、「ゴルゴ13」で高得点を獲得したとのこと。
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5月4日付CRINMAIL571号より。過去の記事(Archives)および購読登録はこちらから。
*ジンバブエ:数十万人の子どもが学校に行けなくなる恐れ〔ニュース〕 ソース:IRIN 記事全文
*グアテマラ:グアテマラ・シティは中米でもっとも暴力が横行〔ニュース〕 ソース:Casa Alianza 記事全文
*青年:国連が第1回青年グローバル・アセスメントを発表〔報告書〕 国連青年計画がWorld Youth Report 2003: The global situation of young peopleを発表。あわせてMaking Commitments Matter: A toolkit for young people to evaluate national youth policyも参照。2005年には国連総会で世界青年行動計画(PDFファイル)のレビューも行なわれます。
*HIV/AIDS:HIV/AIDSが教職員に与える影響評価へのアプローチ〔報告書〕 報告書全文(PDFファイル)
*ヨーロッパ:若者と市民生活・連帯への自発的参加〔セミナー参加者募集〕 詳細はこちら。
*人権:人権法に関する短期講座〔講座〕 詳細はノッティンガム大学法学部人権法センターの短期講座案内参照。
*インド:若者は何に苦しんでいるか――これまでの問題とこれからの行動〔原稿募集〕 詳細はYouth For Peace Internationalによるプロジェクト。
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これまで更新日記で何度かに分けて書いてきた国連・子どもの権利委員会の第2回総括所見の特徴を全部で8項目にまとめ、「国連・子どもの権利委員会第2回総括所見(勧告)の特徴」としてメインサイトに掲載しました。ついでながら、5月8日発売の『世界』6月号には日本の国別報告者を務めた李亮喜委員のインタビューも掲載されていますのでご参照ください。
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いくつかの自治体で制定されている「子ほめ条例」が市町村合併で危機に瀕しているようです(4月23日付西日本新聞「子ほめ条例 消滅の危機 九州・山口の5町村 吸収合併後の継続協議難航」)。
「児童生徒表彰条例」などの名称で制定されることの多い「子ほめ条例」は、地域のすべての子どもにいいところを見つけ、義務教育期間中に必ず一度は表彰しようというもの。現在次の14自治体で定められているそうです(2004年2月27日付朝日新聞「『子ほめ条例』少子化の町村で広がる 一人ひとりを表彰」より)。
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*三好亜矢子・若井晋・狐崎知己・池住義憲(編)『平和・人権・NGO:すべての人が安心して生きるために』新評論・2004年
「平和」とは消極的平和(戦争やテロなどの直接的暴力のない状態)と積極的平和(貧困・失業・政治的抑圧などの構造的暴力のない状態)の両方が実現した状態であるとの基本認識のもと、平和と人権の関係、NGOが果たすべき役割などをさまざまな角度から論じた本。タイムリーで読み応えがある1冊です。
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4月25日は尾崎豊の13回忌でした。コンビニに行ったら『音楽誌が書かないJ-POP批評』(別冊宝島1009号)でも尾崎豊特集を組んでいましたし、ベスト版『13/71 THE BEST SELECTION』や2枚組のトリビュート・アルバム(『GREEN』『BLUE』)の売行きも好調のようです(いずれもソニーミュージックエンタテインメント)。カバー曲やトリビュート・アルバムの類は「カラオケボックスで歌ってれば?」と言いたくなるものがほとんどですが、それはさておき。
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*勝俣誠(編著)『グローバル化と人間の安全保障:行動する市民社会』日本経済評論社・2001年
恐怖からの自由と欠乏からの自由を中核とする「人間の安全保障」概念と、その実践にあたってNGOをはじめとする市民社会が果たすべき役割を批判的に検証した本。
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TBS「噂の!東京マガジン」に「やって!TRY」というコーナーがあります。街角でつかまえた人に料理をやらせたり漢字を書かせたりしてそのトンチンカンぶりを楽しむ内容ですが、やはりメインは料理のようで、『平成の常識やって!TRY これが正解!基本の家庭料理』(アスコム・2003年)という本も出ています。
たまに見るたびに疑問に思うのですが、なんでここで取り上げられて笑われるのは若い女性ばかりなのでしょう。番組の公式サイトでバックナンバーをチェックしてみましたが、ここ7か月間で男性が料理しているのはたった1回(2月22日放送)、それも男なのに料理がうまくできたという角度からの取り上げられ方でした。
世の中のジェンダーバランスをあからさまに反映しており、困ったものです。若い男性はもちろんのこと、年長の男性や、いっそ政治家・文部科学省官僚・教育委員などを登場させてもいいのではないかと思います。
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5月5日のこどもの日の前後は子ども関係のイベントがいろいろ行なわれますが、平野が運営委員を務める子どもの権利条約ネットワークでも「忘れてませんか? 子どもの権利条約」と題するイベントを開催します。18歳以下の子ども(16~17歳)が企画するイベントで、少年兵、児童労働、余暇の権利・学ぶ権利、教育、虐待・プライバシーの5つのテーマでグループ討議をする予定。なかなか渋いテーマ設定です。
おとなもグループ討議には参加できるようですので、ふるってご参加ください。なお、子どもの人権連の第5回「子どもの権利条約具体化のための実践」助成事業(1件10万円)の応募締切も5月5日ですので、子ども参加事業をお考えのかたは、募集要項(PDFファイル)をご参照のうえお早めにご応募を。
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