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2004.05.07

■ゴルゴ13クイズ

5月4日深夜に放送されたTBS「名門!アサ秘ジャーナル」にマンガ好きで知られる政治家・麻生太郎氏が出演し、「ゴルゴ13」で高得点を獲得したとのこと。

平野は見ていないのでなんとも言えないのですが、見ていた人の話によるとどうも「正解」とされた回答に誤りがいくつかあった模様。愛用の下着が「白のブリーフ」とか吸っているタバコが「トルコ葉のシガリロ」というのは基本中の基本だからいいとして、右手がしびれるというゴルゴ13の持病が「ギランバレー症候群」というのは間違いです。単にそうではないかと医者がつぶやいただけで(第34話「喪服の似合うとき」)、典型的な症状と合致しないところもあり、けっきょくは病名不明のまま。

ゴルゴ13がこれまでに得た報酬額も、1兆円には満たない金額が正解とされていたようです。しかし彼は自分の正体が詮索されるのを阻止するために国連に200億ドルを寄附したことがあり(増刊第39話「G資金異聞~潮流激る南沙」)、これも適切とは言えないでしょう。

ま、どうでもいいんですが(笑)。人権業界にも意外とファンが多いゴルゴ13についててっとり早く知りたいかたは、ビッグコミック特別編集プロジェクト(編)『オフィシャル・ブックTHEゴルゴ学』(小学館・2000年)を参照。

追記(2004年6月21日):上のように書いたところ、ビッグコミック6月17日増刊号に「再発ギランバレー症候群」という作品が登場。ジュネーブから帰ってきてその存在を知り、あわてて近くのコンビニを回ったところすでにどこにも売ってなかったので、バックナンバーをわりと長期間置いていることが多い紀伊国屋書店新宿本店Forestまで出張って買ってきました(笑)。

読んでみると、手榴弾を撃ち落そうとした瞬間に右手がしびれて発砲できず、傷を負ってしまったゴルゴ13自身が「……ギランバレー症候群……」とはっきり言っています。別冊ビッグコミック136号「戦域ミサイル防衛 TMD幻影」で右手がしびれたときは「病気が……再発した……」としか言っていなかったのですが(ただし別冊135号の次号予告には「ゴルゴはギランバレー症候群が再発」とある)、ついにゴルゴ13自身もこれはギランバレー症候群であると判断したようです。ということは麻生議員の回答もいちおう正解ということに。

それにしても、ギランバレー症候群なら右手だけ動かなくなるということはないはずですし、しかるべき治療を受ければほとんどの場合には完治するはず。とはいえ、症状確認のためにネット検索していると実際の患者さんの闘病記などにも行き当たり、こんなバカな話をしているのが申しわけなくなってきましたのでもうやめます。やっぱり原因不明の持病ということにしておくべきでしたね。

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