■アジア・太平洋の子ども兵士
*UNICEF East Asia and Pacific Regional Office, Adult Wars, Child Soldiers: Voices of Children Involved in Armed Conflict in the East Asia and Pacific Region(PDF), UNICEF East Asia and Pacific Regional Office, Bangkok, 2002
世界に約30万人いると推定されている子ども兵士(チャイルド・ソルジャー)の約4分の1は、アジア・太平洋地域に存在すると言われています。本書は、カンボジア、東ティモール、インドネシア、ビルマ(ミャンマー)、パプアニューギニア、フィリピンの(元)子ども兵士69人の証言集とその分析。内容は本書の刊行時に発表されたプレスリリースを参照してください。
読んでいて印象に残ったのは、「男女の子どもがコミュニティにおける和解と平和構築に〔人々とコミュニティのためになることに〕意味のある形で貢献するための非暴力的な代替的手段」が特定・促進されなければならないという指摘(73・75頁)でした。子ども兵士というと「保護」をどうするかということばかり話題になりやすいのですが、家族やコミュニティのために何かをしなければならないと思って自分の意思で紛争に身を投じる子どももいることは事実。そういう子ども・若者たちの思いにも応える必要があります。
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