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2004.06.21

■沖縄と教科書問題

6月16日付毎日教育メール「沖縄戦『住民虐殺』記述消え憤慨、沖縄オリジナル版製作へ」によると、2005年度の小学6年生の社会科教科書から日本軍による沖縄住民虐殺についての記述がなくなってしまったそうです。琉球新報(6月12日付)や沖縄タイムス(6月13日付)でも取り上げています。

どうやら教科書執筆者の自主規制のようですが、またひとつ歴史が子どもたちの目から隠されようとしているわけです。軍は市民を守るためのものではないことがイラク邦人人質事件でいっそう明らかになったいまこそ(更新日記「政府は国民を守ってくれるか?~沖縄で考える」参照)、沖縄で日本軍が何をやったか、きちんと伝えなければいけないというのに。

今回この事実を発表した高嶋伸欣教授(琉球大教育学部)らは、これを機に「沖縄版中学生社会科教科書」の作成に乗り出すそうです。高校生向け教科書としてはすでに新城俊昭(著)『高等学校 琉球・沖縄史(新訂・増補版)』(編集工房東洋企画・2001年)という画期的な本があり、沖縄版中学生教科書にも期待しましょう。どちらにしても沖縄以外の場でも活用されてこそ大きな意義があるので、全国の学校図書館に入れたり授業で活用したりというとりくみも望みたいものです。

なお、ウェブログ「低気温のエクスタシーbyはなゆー」の「小学校教科書から沖縄戦での日本軍による『住民虐殺』の記述が消えた」にいくつか関連リンクが載っていますので、そちらもご覧ください。

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