■歩く・みる・考える沖縄
(1)沖縄県高教組南部支部平和教育研究委員会(編)『ルーズリーフ式戦跡・基地ガイドブック 歩く・みる・考える沖縄』沖縄時事出版・1986年
(2)沖縄平和ネットワーク(編)『新 歩く・みる・考える沖縄』沖縄時事出版・1997年
沖縄戦と米軍基地の現状について学ぶためのガイドブック。(2)は(1)の改訂版ですが、ひめゆりの塔のお土産屋で並んで売っていたので、両方買ってきました。もちろんこれを片手に現地をめぐるのが一番ですが、読むだけでも、沖縄が日本とアメリカに蹂躙され続けている現状をうかがい知ることができます。
米軍基地の状況は刻々と変わっていますのでアップデートは必要ですが、残念なのは、改訂版の(2)のほうが(1)よりも少し使いにくく・わかりにくくなっていること。たとえば(1)の戦跡地図・米軍基地等分布図には対応するページ番号が載っており、ルーズリーフ式で取り外しも自由なので、本文で取り上げられている戦跡・米軍関連施設の場所をわりと簡単に確かめることができます。(2)ではこのような利便性がなくなってしまいました。また、どこがどうだといちいち指摘することはできませんが、(2)には記述の流れや説明が不自然・不充分なところがそこかしこにあります。通読していてもしばしば引っかかるぐらいですので、現地学習で該当項目を拾い読みするときはなおさらでしょう。せっかくの貴重なガイドブックなので、次の改訂ではいっそうの工夫を望みたいと思います。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。


コメント