5月27日付CRINMAIL681号は「国連・子どもへの暴力研究」西部・中部アフリカ地域協議特集です。過去の記事(Archives)および購読登録はこちらから。
*開会式:西部・中部アフリカ地域における暴力 開会式について詳しくはこちら。西部・中部アフリカ地域協議についてさらに詳しくはこちらを、国連・子どもへの暴力研究そのものについてはこちらを参照。
*地域報告書:西部・中部アフリカにおける主な問題の概観 地域報告書は、(1)家庭における暴力、(2)コミュニティにおける暴力、(3)学校・少年施設における暴力、(4)児童労働の4つの問題に焦点を当てている。……詳しくはこちら。
*子ども参加:子どもたちが自分たちに影響を与えている問題について発言 地域協議には15か国から20人の子どもたちが参加。たとえば、ギニアで働く子どもの運動に参加している子どもは、おとなのプレゼンのいくつかのコメントに腹を立てて次のように発言。「子どもの居場所は学校だけなんて、賛成しない。悪いけど! 子どもの居場所は学校と仕事の両方でいい。……子どもの居場所は仕事じゃないなんて言われたら、気に食わない。死ぬまで働いてばかりというのはいやだけど、仕事は私を助けてくれた。だれも私を助けてくれなかった。ユニセフもプランもどこも助けてくれなかったけど、仕事は学校に行くお金を払うのに役に立った。もうひとつはっきりしてるのは、家事労働者の女の子がそこで働いてなかったら、けっきょくセックス観光になるってこと。最後に、家事は仕事じゃないっていうなら、それをしている人たちを何て呼ぶんですか?」……。さらに詳しくはこちらとこちらを参照。
*子どもの勧告:子どもたちが行なった一連の勧告 子どもたちが、家庭における体罰、学校における体罰、職場・路上・施設における体罰、性暴力、伝統的・文化的慣行のそれぞれについて勧告。……
*メディア・ネットワーク:ジャーナリストが子どもの権利のための地域ネットワークを立上げ 「子どもの権利のためのアフリカン・プレス」のウェブサイトは近日 http://www.apcr.org で立ち上げられる予定。……
*リソース:子どもへの暴力に関する新たなリソース 子どもの保護のためのプログラミングの概念枠組みを提示したペーパー(PDF)、トーゴにおける子どもの人身取引に関する新たな報告書など。