« 2006年6月 | トップページ | 2006年10月 »

2006.09.30

■子どもの権利委員会:子どもの意見表明・参加

昨日にひきつづき、「意見を聴かれる子どもの権利」(子どもの意見表明・参加)に関する国連・子どもの権利委員会の一般的討議勧告の日本語訳を掲載。現地時間で昨日(9月29日)の昼過ぎに正式採択されたものですが、日本でも関心の高いテーマですのでとりいそぎ翻訳しました。正式採択からほぼ半日後の公開です。

今回の一般的意見についてはまたあちこちでコメントすることになると思いますが、とりわけ子ども参加に多くの紙幅が割かれているのが特徴です。これに対し、司法上・行政上の手続における意見表明権については条約や国際文書の引用が中心で、やや物足りないという感じは否めません。おそらく来年には採択されるであろう一般的意見に期待したいところです。子どもたちへの直接の呼びかけ〔31〕が含まれているのも、特徴的な点と言えるでしょう。

一般的討議には平野を含む子どもの権利条約総合研究所のメンバー計6名が出席しましたので、今後あちこちで報告が行なわれることになろうかと思います。なお、来年の一般的討議は条約第4条、とくに資源の配分の問題に焦点が当てられる予定です。

続きを読む "■子どもの権利委員会:子どもの意見表明・参加"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.09.29

■親のケアを受けていない子ども

1年遅れになってしまいましたが、「親のケアを受けていない子ども」に関する国連・子どもの権利委員会の一般的討議勧告(2005年)の日本語訳を掲載。

委員会はこの勧告で「親のケアを受けていない子どもの保護および代替的ケアに関する国際基準」の策定を呼びかけましたが、その作業は着々と進んでいるようです。すでに国際ソーシャルサービスとユニセフがNGOの協力を得ながら第1次草案を作成し、2006年5月に委員会に提出。8月にはブラジル政府の主催で専門家会合が開かれ、委員会の意見を反映した改訂草案(MS Word)をもとにさらに検討が進められました。おそらく2008年までには採択されるのではないでしょうか。今後の動向については、Better Care Networkのウェブサイトで報告されていくようです。

同時に、「居住型施設で暮らす子どもの権利」についての欧州評議会勧告(2005年)の日本語訳も掲載。委員会の勧告では施設の子どもの具体的権利について十分に触れられていませんので、あわせて参照してください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年6月 | トップページ | 2006年10月 »